転換
「転換」とは言わず「下取り」という
生命保険の見直しの際に最も注意しないといけない言葉です。
日本の大手生保レディーがよく使う言葉です。
前の保険を下取りすると特になるので下取りしましょうといいます。
まず、保険の下取りって何?ということなのですが、
前の保険を解約して解約返戻金を頭金として新しい保険に新規に入るということです。
死亡の終身保険に入っているとそれなりには解約返戻金があるためそれを新規の保険にあてると特に見えます。
これで2000年よりも前に入った予定利率のいい保険が軒並み変更させられています。
生保レディーからすると1件新規の契約が取れたことになりますので成績アップになります。
保険会社からみても予定利率の高い保険がなくなった
のでいいことになります。
「下取り」という名の元に契約者にとって不利な契約に変更させられていることになります。
そもそもの話として、なぜ「下取り」しないといけないかいうことが論じられていません。
せいぜい更新型の保険の場合は、保険料が高くなるからという理由だけです。
「定期特約付き」とか「入院特約付き」とかであればすべて解約する必要はなく特約のみを解約すればいいことです。
あとから保障を追加することは難しいかもしれませんが、減らすことはできるはずです。
必要であれば、解約した分を別ではいればいいのです。
中には特約だけを解約できないという生保レディーがいるのでそういう場合は担当の生保レディーではなくサポートセンター等で手続きをするといいうでしょう。
生保レディーの「下取り」という言葉には要注意ということです。