加入率が低い年金保険
生命保険では死亡保険の加入率がもっとも高くて次に医療保険となっています。
年齢別では、20〜30代の若者の加入は少なく40〜50代の老後が見えた世代のほうが加入率は高くなってます。
では、年金保険とはどういうものかというと死亡や医療のように万が一死亡したらとか万が一医療費が高額になればというものではありません。
不足が確実視されている年金をすべてカバーできるようなものではなく支払っていた保険料が少し上乗せされて返ってくるという感じです。
少しでも増えればいいじゃないかと思うかもしれませんが、当然デメリットも存在します。
年金保険のデメリット
お金は増えるかもしれませんが、年金保険にもデメリットはありますので紹介していきます。
年金保険に加入すると満期になるまでそのお金は使えません。
通常の生活に必要なお金は年金にしないほうがいいでしょう。
どうしても途中でお金が必要になった際は、解約もできますが、解約するタイミングによっては元本割れの可能性もあります。
年金加入中に被保険者が死亡すると年金は解約になります。
解約となったタイミングによっては元本割れして少ないお金が戻ってくる場合があります。
いつ解約すればどれだけお金が戻ってくるかは保険の資料に明記されているので事前に確認するといいでしょう。
年金保険というのはいわば貯金というものかもしれません。
貯金であればいろいろ選択肢はありますので無理に年金保険にする必要はありません。
もし、加入するのであれば生命保険と同様に「何のために」ということを明確にすべきでしょう。
60歳から10年間支払うという感じのものが多いです。
多く年金を受け取るにはそれだけ多くの保険料を支払わないといけません。
ですので少ない保険料であれば、ちょっとしたレジャー費ぐらいに考えておいたほうがいいでしょう。