個人年金を行う目的は控除
個人年金は若いうちから少しずつ行っていれば60歳になればそれなりのお金は貰えるかもしれません。
ただし、基本的には少しずつ貯めたものをほんの少しだけ色をつけて返してくれる、そんなものです。
例えば、毎月1万を30年間貯めると60歳から10年間毎月3万円と1千円ぐらい貰える計算です。
今は、利率があまり良くないのでメリットを感じないかもしれません。
しかし、年金にはもうひとつのメリットがあります。
それは、控除です。
年末調整で個人年金の控除を行うことによりメリットが生まれます。
年末調整で所得税と住民税が安くなります。
個人年金は控除と年金を合わせて考える
控除で節税される金額は、一般のサラリーマンで年間1万円ぐらいです。
もちろん個人によって状況は異なりますので一概には言えません。
例えば、ある一定の収入があっても住宅ローン控除で税金の支払いが0円になっている場合などはこれ以上は節税できないので控除によるメリットはないということになります。
もし、年金を考えるのであれば返戻金だけを見るのではなく控除による節税もあわせてみるべきでしょう。
注意しないといけないのが、控除を受けられる年金にはいくつかの条件があるということです。
毎年1万ずつ控除できれば20年間で20万円の節税ができることになります。
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