死亡終身保険が持つ意味
死亡保険は生命保険の主たる保険ですが、大きく2種類の保険があります。
終身保険と定期保険です。
定期保険というのは掛け捨てで「万が一」死亡した場合の保険となります。
ですので家庭の状況によって必要な金額は変わってきます。
保険期間中に死亡しなければお金は戻ってきません。
死亡の終身保険は少し異なります。
死亡の終身保険は、支払いが終わるとずっと有効な保険となります。
これはどういうことかというと、人間というのは必ず「死ぬ」ので必ず支払われるお金となります。
ですので保険料は高くなっています。
保険の総支払金額よりも保険料が高くなります。
保険金額はそんなに高いわけではなく200〜300万ぐらいです。
死亡終身保険は自分の葬式代と考えることが多い
死亡保険に限らず保険というものはどういう目的で加入するかはしっかりと認識をして加入しないといけません。
終身保険の用途は定期保険と同じではありません。
死亡の終身保険の特徴を整理すると
・必ず支払われる
・保険料が高い
・保険金額は高くない
というものです。
死亡の終身保険の目的としては、
これは、死亡で受け取るものではなく生きているうちに生活資金として使うというものです。
これが目的の場合は解約をしても損をしない保険に加入する必要があります。
自分の葬式代は自分で準備するというものです。
葬儀費用もピンからキリまでありますが、200万あれば一般的な葬儀を行うことはできます。
自分が死亡した後に必要な税金の支払いに使用するものです。
死亡の終身保険にはこのような目的があります。
保険に入ることがすべてではないので保険ではなく貯金で賄うのであれば保険に加入する必要はありません。
目的をしっかり認識しておかないと保険屋のいいなりになるだけです。
死亡保険だけでなくすべての保険加入時は「何のために」ということをしっかり認識しましょう。