生命保険 目的

あくまでも保険なんであまり難しく考える必要はない

 

死亡保険・医療保険に保険にもいろいろあって難しいと思うかもしれませんが、あまり難しく考える必要はありません。

 

あくまでも保険なのでもし○○であった場合にお金でまかなうというものです。

 

例えば、死亡保険の場合もし、あなたが死亡したらと考えます。

 

親は悲しみますよね。
奥さん、子供がいれば悲しみますよね。

 

もちろん、関係のある人が悲しむのですが、保険的な考えはそうではありません。

 

保険的な考えをすると、あなたが死亡した場合誰が困りますか?

 

ということになります。

 

これは、すべての人が同じ状態ではないためその人に合わせて考えないといけません。

 

 

具体的な保険の例

 

わかりやすくするためにいくつかの例を挙げて説明してみます。

 

死亡保険についてです。

 

ケース1

 

A子 独身20代、親と同居

  • 親に毎月のお金として3万渡している。
  • 親は、年金で生活をしている。

 

まず、重要な点としては、A子さんの両親はA子さんの給与で養っているわけではないということです。

 

次に3万円というのが、何かということです。
A子さんの食費であるか、両親の生活の補助かで違ってきます。

 

もし、A子さんが亡くなったらもちろん両親は悲しみます。
しかし、死亡保険を考える上では、一旦置いておきます。

 

もし、A子さんが亡くなったらどうなるかというと

  • 毎月の3万円が両親に入らなくなります。
  • A子さんの葬式代が必要になってきます。

 

このお金をどうするか、というのが保険なのです。

 

3万がなくなると両親の生活が苦しくなるのであれば、この3万円を保険で賄わないといけません。

 

3万×12か月×10年=360万の死亡保険が必要ということになります。

 

葬式代に関しては、自分の貯金があればそれ以上は必要ないですし、ないということであれば保険で賄う必要があります。

 

あわせても500万ぐらいで済みます。
独身であれば、何千万という保険は必要ないということになります。

 

ケース2

 

B男 既婚 妻、子供2人

  • 自宅は賃貸マンション
  • 妻はパート勤務

 

B男さんがもし亡くなったらと考えると、妻・子供2人はたちまち生活に困ることになります。

 

B男さんが稼いでいた給与分の収入を保険で賄わないといけません。

 

必要な保険の額は、持ち家かどうかと子供の年齢によって変わってきます。

 

持ち家の場合だと、家を購入する際に「団体信用生命保険」に入ることがローンを組む条件になっている銀行がほとんどです。

 

この団体信用生命保険というのは、ローンの支払者が死亡した際にローンの支払いがなくなるというものです。

 

何が言いたいかというと持ち家の場合は、家賃の分を考えなくてもいいので必要な金額は少なくなります。

 

子供の年齢に関しては、通常は子供が大学を卒業するまでの期間を考えますので子供が小さければ小さいほど大きな金額の保証が必要になってきます。

 

例えば、
月25万を10年必要と考えると
25万×12か月×10年=3000万

 

もちろん、最初に掛けた保険をずっと継続するのではなく見直しも必要です。
上記の3000万の保険に入って5年経過。
この時点で必要な金額は変わってきますので余分な保険は見直すべきです。
25万×12か月×5年=1500万

 

例では、死亡保険について書きましたが、医療保険の場合だともし高額な医療保険が必要になったらと考えます。

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